2月24日にワクチンパスが実施され、街市、スーパー、飲食店などに出入りする際には「安心出行」のQRコードをスキャンしなくてはならないほか、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチンを少なくとも1回接種した証明を提示しなくてはならない。同日の香港メディアによると、ショッピングモール、デパート、スーパー、街市、マーケットは受け身的に検査が行われる場所となるが、現場では目立つところにQRコードが張り出され、大部分の市民は入る前に自発的にスキャンしていた。入り口に行列ができることはなく、場内でもスキャン状況を検査する要員は置かれていなかった。飲食店は主体的に検査する場所であるため、職員が「安心出行」のスキャン状況を厳格に調べている。店内飲食の場合、職員が席に案内する前に顧客にスキャンさせており、大部分の顧客も主体的にワクチン接種記録を提示していた。テイクアウトの場合はスキャンの必要はない。ショッピングモールは人の出入りが多いため、市民は並んで「安心出行」をスキャンしていた。週末は祝日にはさらに出入りが多くなるため入り口での混雑も予想される。

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