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香港―社会

中秋節、ホテルの稼働率は90%に

9月17日は中秋節で、中国本土は15日から3連休となるが、香港の観光業界では小春日和になるとも言われている。14日付香港各紙によると、深センと香港のボーダーでは最近、移動ラッシュがみられている。深セン辺検総站の予測によると、中秋節連休中の深セン・香港出入境管理所の1日平均出入境者数は76万人に達し、ピークとなる15日の旅客数は88万人を超えると推計している。香港の観光業界関係者によると、多くの香港市民が消費のために北の深センへ向かい、また多くの人が本土や海外への旅行を選択しているとみている。一部の旅行会社は中秋節の特別ツアーを発売し、売り上げが平常時に比べて30~40%増加した。さらに休暇中に多くの本土住民が香港に南下する。香港のホテルの中には、中秋節期間中の客室稼働率が 90% 近くに達したと報告しているところもある。

今年は本土の中秋節休暇が週末となり3連休となっている。深セン深セン辺検総站は、落馬洲(皇崗)や羅湖などの陸路ルートでの入境旅客数のピークは14日、出境旅客数のピークは15日になると予測している。羅湖、福田、深セン湾の1日平均出入境客数はそれぞれ20万人、17万人、12万人を超える見込みだ。東嬴遊(EGLツアーズ)のエグゼクティブディレクターは、中秋節期間中の販売は「小春日和」が現れ、旅行代理店も中秋節を利用して北京と華東の旅行ルートで中秋節の祝賀行事に参加し、それぞれ 300 名以上のゲストが参加していることを明らかにした。また、他の路線の旅客数は例年より3~4割多いと指摘し、「やはり中秋節は中国のお祭りであり、本土への短期旅行がよく売れている」と指摘した。

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