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香港―経済

保険会社がワクチン接種副作用保障

特区政府は2月から新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン接種スキームを通じて市民に無料でワクチンを提供する計画だが、多くの保険会社が副作用に対する保障プランを打ち出している。1月21日の香港メディアによると、富通保険(Fortis Insurance)の生命保険の顧客はFortis Onlineのモバイルアプリをダウンロードしてログインすることでワクチン保険に加入することができる。被保険者は承認されたワクチンを接種してから14日以内に体調が悪くなり、治療のために入院を必要とする副作用があると診断された場合、500ドルの入院前外来診察のほか、入院時の現金保障、死亡時の保険金を受け取ることができる。入院保障は1日あたり800ドル、集中治療室の入院では1日あたり1200ドルが上限となる。ワクチン接種後30日以内に被保険者がワクチン接種に起因する副作用や合併症の直接的な結果として死亡した場合は20万ドルの保険金が支払われる。アクサ保険は入院保障と生命保険の1年保障を無料で提供。1日あたり上限700ドルの入院保障、死亡時に10万ドルの保険金が含まれている。米国食品医薬品局が承認したワクチンにも適用される。AIA香港は入院前の外来受診で500ドル、入院時の現金保障が1日あたり上限800ドル、死亡時の保険金は15万ドルとなっている。

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