房屋委員会は8月12日、2024年6月末時点で、過去12カ月間に公共住宅に入居した一般申請者の平均待機期間が0.2年減少し、平均5.5年となったと発表した。同日の香港メディアによると、単身高齢者の申請者の待ち時間は 0.1年減少し、3.7 年となった。24年第2四半期には約 7000 件の一般申請者に公共住宅に割り当てられ、これは22年第3四半期以降で最も多くの割り当てがあった四半期となった。このうち約900件が単身高齢者に割り当てられた。さらに同四半期には、割り当てとポイント制により高齢者以外の単身申請約500件が割り当てられた。
今四半期、大埔の富蝶邨、青衣の長青邨、屯門の業旺邨にある新規公共住宅に4400戸の一般申請者が割り当てられた。このうち長青邨と業旺邨は「公共住宅前倒し入居プロジェクト」の下で前倒しで完成した物件となる。開発事業全体の完了日よりそれぞれ9カ月と5カ月早く完成し、公共住宅の入居希望者はより早く入居ことが可能となった。房屋委員会は、新たな公共住宅の割り当てを迅速化する努力と、新界における公共住宅の申請者の平均待ち時間が比較的短いことにより、このような影響を及ぼしていると指摘した。今四半期の平均待機時間に反映されているため、賃貸型公共住宅の平均待機時間はそれに応じて0.2年減少し、2024年第2四半期には5.5年に短縮された。

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