特区政府が打ち出した入境ツアー客への優待措置で、これまでに２０社の旅行代理店と８組の入境ツアーが旅遊業議会に登録した。１１月２６日の香港メディアによると、旅遊業議会の楊淑芬・総幹事は登録したツアーのうち１組だけがワクチンパスの「黄色コード」適用のツアー客が飲食店で店内飲食することを申請し、同政策の実施後初めてとなったことを明らかにした。このツアーは１２月初めに来港する台湾からのツアーで、滞在期間は２泊３日、店内飲食の申請は審査中となっている。楊総幹事は、一部の飲食店の職員が「黄色コード」のツアー客を受け入れているときは他の飲食客を受け入れられないと思っているなど、同措置に対して誤解があると指摘。当局は飲食業商会などに連絡して措置の説明を行う意向で、それによって申請が増加するとみている。
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