超大型の台風9号(SAOLA)が香港に接近し、天文台は9月1日午後8時15分に台風警報シグナル10を発令した。2日の香港メディアによると、天文台は同日午前1時ごろ、SAOLAが若干勢力を弱め、徐々に香港から遠ざかり始めていると発表した。しかし、SAOLAに関連した破壊的な暴風雨やハリケーンは依然として香港に影響を与えシグナル10は一定の時間維持される。高潮の影響で香港沿岸部の水位が上昇しており、トロハーバーの水位は3メートル以上上昇し、最高水位は海図基準より5~6メートル上昇すると予想されている。沙田、大埔、沙頭角、西貢などの低地沿岸地域で深刻な洪水が発生するとみられる。ビクトリアハーバーの最大水位は海図基準線より約3メートル上昇する。2日午前9時ごろには、大澳の水位が海図基準線より約3メートル上昇する見込みだ。

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