特区政府は9月27日、香港の外国人家政婦に対する「規定最低賃金」を現在の月額4870ドルから4990ドルに2.5%引き上げ、28日から締結された外国人家政婦契約に適用すると発表した。同日の香港メディアによると、外国人家政婦を雇用する際の「標準雇用契約書」によれば、雇用主は外国人家政婦に無料の食事を提供しなければならない。現在、ほとんどの雇用主は外国人家政婦に無料の食事を提供しているが、雇用主は代わりに食事補助金を提供することも選択できる。食事手当は月額1236ドルを下回らないように維持される。仲介業者の代表は、今回の調整は合理的であり、増加額は前年と同様であると指摘。他の仲介業代表の中には、香港の「規定最低賃金」水準が他の地域に比べて低いため、引き上げによって外国人家政婦にとって香港の魅力が高まるわけではないと考えている人もいる。
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