春節(旧正月)恒例の新春競馬が旧正月3日目にあたる1月31日、沙田競馬場で開催された。香港メディアによると、同日は開門の1時間以上前から多くの市民が来場し入り口に列をつくったという。また、観客席に飾られた新年ならではの飾り付けの前で記念写真を撮る人も多く、正月らしいおめでたい雰囲気で盛り上がっていた。運気を改善する効果があるといわれる風車も飾ってあり、入場者に人気を呼んだようだ。香港賽馬会(香港ジョッキークラブ)の発表によると、同日の入場者数は約8万6000人だった。そのうち中国本土客と海外からの客の人数は合わせて9654人で、過去最高を記録した。また、その9割が中国本土客だったという。新春競馬は旧正月の風物詩の1つでもあるが、コロナの影響で2022年には防疫のため初の無観客開催とされたことがある。

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