李家超・行政長官が10月19日に発表した施政報告(施政方針演説)では新たに3本の主要幹線道路、3本の鉄道の建設計画が盛り込まれた。20日付香港各紙によると、特区政府運輸及物流局の林世雄・局長は、当局が6件のインフラプロジェクトを計画しており、公開諮問を経て来年第4四半期に全体的な青写真ができると説明。6件のインフラプロジェクトは以下の通り。(1)北都公路=西の天水囲から新田を経由して東の古洞北を結び、新界北の東西を結ぶ動脈となる(2)沙田バイパス=大埔と西九龍を結ぶ新しい南北幹線道路となり、新界東の住民が市街地に赴くルートを提供(3)将軍澳―油塘トンネル=将軍澳の第3の道路トンネルとなり、将軍澳第137区の発展に対応(4)港深西部鉄道=洪水橋と前海を結び香港と深セン市の往来を便利にし、香港と粤港澳大湾区の融合発展を促進(5)中鉄線=元朗錦田から葵涌を経由して九龍塘を結ぶ12本目の鉄道路線となる(6)将軍澳線南延伸線=将軍澳線を南に延伸し、将軍澳第137区を結ぶ――。

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