株式会社ジーリーメディアグループは、運営する台湾人・香港人向けの訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」のユーザーを対象に、日本旅行に関するアンケートを実施した。この調査は、今年の観光白書にて令和6年度に講じようとする施策として 「地方を中心にしたインバウンド誘客」が示されたことを受け実施したもので、各地の観光資源となる名産品のニーズなどについて質問した。台湾人・香港人に、訪れた地域の名産品やご当地グルメを食べたいか聞いたところ、約100%が「食べたいと考えている」ことがわかった。また、具体的な名産品やご当地グルメについては「岐阜県の飛騨牛・高山ラーメン」が1位となった。このほか、日本旅行で一番行きたい都道府県を聞くと、訪日回数が10回以上の台湾人・香港人の9位に「岡山県」がランクインし、訪日0~1回の圏外(0人)から、トップ10内に浮上した。今回の調査では3644の有効回答を取得した。
日本旅行中に、訪れた地域の名産品やご当地グルメを食べたいか聞いた。最多は「できれば食べたい」で51.8%だった。次に多かったのは「絶対に食べたい」で47.9%となり、全体の99.7%が、その土地の名産品やご当地グルメを食べたいということがわかった。一方、「あまり食べたくない」は0.3%、「全く食べたくない」はゼロだった。日本旅行中に、訪れた地域の名産品やご当地グルメを「絶対に食べたい」または「できれば食べたい」と答えた人を対象に、食べたい名産品やご当地グルメを質問した。複数回答形式で聞いたところ、全体の55%が「岐阜県の飛騨牛、高山ラーメン」と答え、1位。2位は、51.2%の人が選んだ「北海道のジンギスカン、ラーメン」、3位は「兵庫県の神戸牛、明石焼き」(51%)となっている。

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