日本が12月30日から中国(香港・マカオを含む)からのフライト乗り入れを4空港に限定した。29日付香港各紙によると、特区政府運輸及物流局の林世雄・局長は「日本当局が旅行シーズンにこのように倉卒な決定を行ったことに非常に失望した」と述べ、日本政府に撤回を要求したことを明らかにした。ある航空会社は北海道と沖縄に向かうフライトをキャンセルし、往路では乗客を乗せずに復路で当地の乗客を乗せて香港に戻るよう手配している。香港の航空会社が30日から1月末までに影響を受ける香港出発便は約250便に上り、約6万人の乗客が影響を受けるという。このうち約4000人はツアー客で、150組余りのツアーが日本当局の決定による影響を受けることとなる。

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