国家移民管理局は5月11日、公告を出して15日から中国本土住民の香港・マカオへのツアー旅行ビザ発給を全面再開すると発表した。12日付香港各紙によると、本土住民は全国のいかなる公安機関出入境管理機関にでも香港・マカオへのツアー旅行、親類訪問、就業、留学のビザ申請を提出できる。今年第1四半期に承認された香港・マカオ・台湾通行証は約2000万人に達した。立法会の観光界選出議員である姚柏良氏は、今回の措置に対して観光業界は歓迎していると指摘。より多角的な旅行者を香港に呼び込むことができ、本土同胞が香港に赴き親類訪問する便宜が図られ、両地の相互乗り入れが促進されるとコメントした。

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