民主党中央委員会は5月27日、李永逹・前副主席(元主席)とその妻で元屯門区議会議員の陳樹英氏の離党を承認した。同日の香港メディアによると、すでに英国に移住した李氏は現地で同党の劉慧卿・元主席によるネット番組のインタビューを受け、6月に英国で公の活動を行うと予告した。李氏はインタビューの中で、副主席を辞任したのは自身と妻がそれぞれ昨年8月と9月に英国に到着した後、党内の仕事を履行できなくなったためと説明。離党については、すでに60歳になったため党にとっても大きな影響はないためと述べた。英国に到着後は公の活動は行っておらず、中国、香港、英国の政府関係者の接触もなかったことや、メディアのインタビューも拒否したという。6月から英国で公の活動を行うが、詳細は明らかにせず、今後、長期間にわたり香港に戻ることはないとの見通しを示した。

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