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無形文化遺産がテーマの記念切手発売

香港郵政(ホンコンポスト)は9月6日、「非物質文化遺產──香港中式長衫製作技藝(Intangible Cultural Heritage – Hong Kong Cheongsam Making Technique)と題した記念切手と関連商品を9月22日から発売すると発表した。同日付政府公報によると、香港中式長衫とは香港式の長袖のチャイナドレスを作る縫製技術のことだ。20世紀半ばに多くの富裕層とテーラーが上海から香港に移り住んだことから、だんだんと女性向けのチャイナドレスが普及。それらは中国の伝統技術と西洋の美学の両方の影響を受け、香港で独特の製作技術が生まれたという。この技術は、2014年に香港初の非物質文化遺産(無形文化遺産)目録に、2017年には香港無形文化遺産の代表リストに登録された。また、2021年には国家級無形文化遺産の代表的項目のひとつとして登録されたという。今回売り出される6枚1組の切手やミニ切手には、チャイナドレスの採寸や縫製などの製作工程が描かれている。きめ細やかな手仕事とドレスの美しさが印象的なデザインだ。販売は郵便局と香港郵政のオンラインショップ「郵購網/ShopThruPost」(shopthrupost.hongkongpost.hk)にて。これら記念切手に関する詳細は香港郵政の公式サイト(stamps.hongkongpost.hk)で案内している。

※写真提供・政府新聞処

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