立法会の委員会で12月6日、在外香港市民がトラブルに遭遇した際に入境処がサポートを提供することについて討議した。同日の香港メディアによると、保安局の●炳強・局長は東南アジアの就職詐欺について入境処は今年1月から11月28日までに46人の香港市民から救助要請を受け、42人の安全を確認、うち30人の帰港をサポートしたと説明した。さらに特区政府は英国国民(海外)パスポート(BNO)を所持しているが特区パスポートは所持していない香港市民にサポートを提供するかどうかについて言及。●局長は「特区政府はBNOを旅券または身分証明書として認めていないと強調。逮捕されるなどの事件にかかわった際は「自分の国家」に助けを求めるよう勧めた。ただし香港住民であるならば中国公民または特区パスポートを所持していなくても特区政府はできる限りサポートを提供すると述べた。【●=登におおざと】

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