香港では昨今、猛暑の天候が続いているため、多くの市民が熱中症で病院に運ばれ、さらには熱中症によって死亡する市民も現れている。7月29日付香港各紙によると、警務処、消防処、政府飛行服務隊、民安隊は28日、合同記者会見を行い、昨今のレジャー事故などについて説明した。昨年、登山による死亡者は14人だったが、今年に入ってから7月21日までの死亡者は12人に上り、今年通年の死亡者数は昨年を超えることが見込まれている。昨年の熱中症案件の約6割は7~9月に発生し、330件余りに上った。今年は7月21日までに熱中症で救援を求めた案件は122件に上っている。酷暑のため水上活動を行う市民が増えているが、水上活動により溺れたり、負傷したり、死亡する市民もいる。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。