陳茂波・財政長官は北京で開かれた中国発展高層論壇(ハイレベルフォーラム)で講演した。3月24日付香港各紙によると、陳長官は「保護主義と単辺主義の台頭、グローバルサウス経済体の台頭、技術革新の傾向が世界の政治情勢と経済発展に影響を及ぼしている」と述べた。また、香港の経済発展の優先事項は「内外の連携」「金融力の強化」「科学技術のリーダーシップ」であるとし、香港が人工知能(AI)産業における国際交流と協力の集いの場となることができるとの見方を示した。
フォーラムには香港から陳長官のほか、MTRコーポレーション会長の欧陽伯権氏、パシフィック・センチュリー・グループ創設者の李沢楷(リチャード・リー)氏、ローズウッド・ホテルズ&リゾーツCEOの鄭志雯氏、香港取引所会長の唐家成氏、香港中文大学元学長の劉尊義氏も出席した。陳長官は23日の「新たな成長原動力を刺激する改革に関する特別セミナー」で、世界はここ1世紀に見られなかった大きな変化を経験しており、いくつかの大きな潮流が世界の政治情勢と経済発展に深刻な影響を及ぼしていると指摘。まず、保護主義と単辺主義の台頭により、世界経済に大きな不確実性と不安定性がもたらされた。第二に、ASEANや中東など「グローバル・サウス」の経済体の台頭が徐々に世界経済の新たな原動力、新たな推進力となりつつある。第三に、科学技術革新、特に人工知能技術の飛躍的な進歩は、生産モデル、ビジネスモデル、消費パターンの変化を引き起こしていることを挙げた。
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