特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は8月25日、新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行に対する防疫措置の緩和を発表した。同日の香港メディアによると、25日に期限を迎える以下の4措置は2日間延長し27日までとする。(1)飲食店の店内飲食は午後6時から翌午前4時59分まで禁止。1卓の利用は2人まで、入店者は定員の半分以下(2)公共の場で3人以上の集まり禁止(3)屋内外の公共の場と公共交通手段利用時はマスク着用強制(4)サウナ、カラオケ、フィットネスセンターなどは営業停止――。このうち一部については感染状況が悪化しない限り28日から緩和する。飲食店では店内飲食が可能な時間を午後9時まで延長。映画館、美容サロン、一部の屋外運動場を再開する。屋外では運動時とカントリーパークではマスクを着用しなくともよい。ただし、映画館内では飲食禁止、美容サロンではマスクを着用しなければならない。
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