株式会社パッションギークスが運営するうなぎ料理専門店「うなぎ四代目菊川」が、香港に初進出。12月2日に銅鑼湾リーガーデンに1号店をオープンする。同店は1932年創業の老舗。全国に20店舗、アジアには9地域・国に展開。名古屋にある本店は、2019年にミシュランガイドに選ばれ、香港店は30店舗目で、100%自社資本となる。
「世界を魅せる」というブランドコンセプトのもと、特定の産地にこだわらず、最も新鮮で質の良いうなぎを生きたまま仕入れ、店内で加工する。備長炭で焼き上げたうなぎは、パリッとした皮と柔らかな身の食感を楽しめる。
看板料理の「一本うなぎ」は、肉厚で大きなうなぎを丸ごと焼き上げたメニューで、一般的なうなぎより一回り大きく、焼いても身が縮まらない。鮮度を優先し、注文が入ってから捌き、秘伝のタレを使用して提供される。主なメニューには、蒲焼き一本重(385ドル)、一本ひつまぶし(398ドル)、白焼き一本定(385ドル)などがある。
香港店は、mum Holdings HK Limited代表取締役の菊川雄平氏が自ら厨房を監督。58席のテーブル席からはオープンキッチンの調理風景も楽しむことができる。菊川氏は香港市場に対して強い期待を寄せ「香港にいながら日本と同品質のものをお届けする」と述べ、着実に店舗を増やす方針を採り、3店舗を計画。また中国市場にも視野を広げており、今月末には広州市内にオープンする予定だ。
所在地:Shop No.401A, 4/F., Lee Garden One, 33 Hysan Avenue, Causeway Bay
営業時間:11時30分~15時(LO14時30分) 17時30分~21時(LO20時30分)
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