中央香港マカオ事務弁公室主任で国務院香港マカオ事務弁公室主任の夏宝龍氏は2月8日から3日連続で、深セン市で河套深港科技創新合作区、前海深港現代サービス業合作区、塩田港などを視察し、香港では河套深港科技創新合作区香港園区を視察した。11日付香港各紙によると、夏主任は9日、特区政府の多くの司局長とともに河套深港科技創新合作区香港園区を訪問し、北部都会区と河套深港科技創新合作区香港園区の計画、建設、投資誘致の状況について説明を聞いた。また前海で座談会を開催し、特区政府の今年の重要な経済金融作業の重点について関係者から説明を聞いた。視察中、2人の長官、7人の部長と面会した。
夏主任は9日、皇崗出入境管理所を訪れ、河套深港科技創新合作区の科学研究者の越境の便宜措置について把握した後、香港に赴き河套深港科技創新合作区香港園区を視察した。陳国基・政務長官と陳茂波・財政長官が同行して現地視察を行い、特区政府発展局の寧漢豪・局長、創新科技及工業局の孫東・局長による北部都会区の全体計画と開発状況の紹介、河套深港科技創新合作区香港園区の最新の建設進捗状況と次の段階の重点作業について聴取した。夏主任はその後、前海展示ホールで前海の計画と建設についての紹介を聞き、前海連合取引センターを視察し、香港取引所と前海連合取引センターの責任者から説明を聞いた。
同日午後、夏主任は前海でシンポジウムを開催。夏主任は行政長官の指導の下での特区政府の活動を高く評価し、特区政府が習近平・国家主席のマカオ視察での重要講話と中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(三中全回)の精神を徹底的に実行し、引き続き改革に果敢に取り組み、突破口を開き、絶えず革新していくことを期待すると述べた。また、広東省と香港の協力をさらに強化し、粤港澳大湾区により良く融合するために交流を行った。

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