香港空港管理局(AAHK)は3月18日、香港国際空港の2022年2月の利用統計を発表した。2月の旅客数は同80・2%増の延べ8万6000人だった。旅客数はコロナ禍が始まる前の2019年以前の水準にはほど遠く、トランジット客や観光客は前年同月に比べ減少。しかし、中国本土や東南アジアへ向かう旅客の増加が目立った。2月の航空貨物取扱量は前年同月に比べ12・2%減の27万2000トン。貨物取扱量が減少したのは新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大により航空便数が減ったため。中でも輸出と再輸出が影響を受け、減り幅は二桁に達した。貨物量全体では、減り幅が最も目立ったのは北米向け貨物だった。離着陸数は同1.9%減の8330便だった。

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