天文台は5月23日14時半、天文台本部の観測地点で今年の最高気温となる36・1度を記録したと発表した。これは5月の気温としては観測史上最も高いという。また14時50分には大美督で37・1度、元朗公園では36・1度、長洲島では35・9度、深水●では35・8度、屯門と沙田でも約35度が観測されるなど、各地で軒並み高温を記録する暑い1日となった。同日の香港メディアによると、酷暑警報が発令されるほどの猛暑の中、ハイキングに行った市民が不調を訴え、ヘリコプターで病院に搬送される例があった。同日正午ごろ、橋咀島をハイキングしていた3人グループのうちの1人(72歳代の男性)が突然倒れて負傷し、仲間が通報。ヘリで東区病院に運ばれ病院で治療を受けたという。天文台によると、今後も数日は暑さが続く見込み。屋外で活動するときは、熱中症にならないように水分を摂取し、帽子、サングラスなどで日差しをよけるようにして、屋内にいるときも換気をするよう呼び掛けている。【●=土へんに歩】
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