香港空港管理局（ＡＡＨＫ）は８月２０日、香港国際空港の２０２４年７月の利用統計を発表した。７月の旅客数は前年同月比２４・７％増の約４８０万人に達した。ピーク時の単日（１日）の旅客数は１７万人以上で、中でも７月２８日は１７万３０００人に達し、コロナ禍以降で最も多かった。７月は香港居民や来港者、トランジット客など旅客全体が増加して、中でも東南アジア、中国本土、日本を往来する旅客の増加が目立った。７月の離着陸数は３万１１００便で、前年同月に比べ２９・３％増加した。７月の航空貨物取扱量は前年同月比１４・６％増の４１万４０００トンに達した。貨物量は今年はこれまでに毎月２桁増を持続している。７月に貨物量が増えたのは主に輸出が増加したためで、輸出は同１６・８％増加した。貨物量全体では伸び幅が最も大きかったのは欧州、東南アジア、中東を往来する貨物だった。
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