全国政協委員で新鴻基地産執行役の郭基煇氏は、両会(全国人民代表大会と全国人民政治協商会議)で今年の経済活動の方針が定められ、「第15次5カ年計画」の審査・討論が行われると述べた。3月4日の香港メディアによると、国務院香港マカオ弁公室の夏宝龍・主任は香港・マカオの発展に「天の時、地の利、人の和」という好機が訪れており、特に第15次5カ年計画開始という国家的な機会が香港にとって極めて重要だと指摘したという。
郭氏はインタビューで、第15次5カ年計画における香港の二つの大きな役割に注目していると述べた。第一は、オフショア人民元センターとしての機能強化による金融強国への貢献だ。相互接続(相互市場アクセス)の最適化、香港株の二重通貨取引や人民元による直接的な新規公開株(IPO)参加の推進、香港株や中国関連株に投資する人民元国際化ファンドの設立模索、「越境理財通」の対象都市をより多くの中国本土都市に拡大することを提案している。
また、第二の役割として、北部都会区の大学城建設を通じた国際的な高度人材の集積地形成を挙げた。郭氏は、北京大学や清華大学などの中国トップクラスの大学が北都に分校、研究院、または研究成果転換拠点を設立するよう、中央政府の支持を得ることを提案。特に金融科技、ロボット、人工知能(AI)などの分野に焦点を当てるべきだと述べた。さらに、大学の研究室共有プラットフォームを構築し、機器やデータの相互利用を実現して研究開発コストを削減することも重要だと指摘した。
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