特区政府は防疫措置の引き締めを発表し、１月７日から飲食店では夜の店内飲食が禁じられる。６日付香港各紙によると、今回の防疫措置で最も影響を受ける飲食業界では８０億ドルの損失が見込まれている。飲食店では夜の店内飲食が禁じられるのに合わせてアルバイト店員の採用停止、すでに購入した食材をいかに処分するかなどの対応が必要となる。餐飲連業協会の黄家和・会長は、夜の店内飲食禁止と大型イベントの中止によって、旧正月前の食事会や新年会の活動に影響が出ることを挙げ、最悪の場合４０％の売り上げ損失となると指摘。すなわち約８０億ドルの損失となる。もともと旧正月の忘年会・新年会需要で業界では大量のアルバイトを採用することになっていたが、現在、採用を停止しなくてはならないため、業界と職員に対する現金支給による支援を政府に求めた。
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