特区政府衛生署衛生防護中心は７月７日、新たな新型コロナウイルス肺炎（ＣＯＶＩＤ―１９）感染者について発表した。
同日の香港メディアによると、衛生防護中心は同日午後４時までに新たに１４人の新型コロナウイルス感染者が確認されて調査を行っており、累計感染者は１３００人（疑い例１人を含む）になったと発表。新たに確認されたのは男性１０人、女性４人で、年齢は１４～８５歳。うち５人は潜伏期間中に海外に滞在しており、残りの９人は地場感染となる。
地場感染の中に１人、老人ホームの入居者がおり、密接な接触のあった入居者と職員は検疫センターに入居して検疫を行わねばならない。香港初の老人ホームでの感染ケースとなる。
調理人が感染した坪石邨の粥麺屋「彬記粥麵美食」の集団感染では新たに３人の感染が確認された。感染した５８歲のタクシー運転手（１４歳の息子も感染）は「彬記粥麺美食」で食事したことがあり、佐敦の「新発茶餐庁」に勤める６８歲男性の感染者を乗せたことがある。もう１人の感染者も「新発茶餐庁」を訪れたタクシー運転手となっている。
黄大仙の中学校、香港演芸学院の学生にも感染者が確認され、多くの学校では校内で感染者が確認されれば自主的に授業を１４日間中止すると表明した。
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