沙嶺データ園区の用地を落札した香港潤江智算科技有限公司は3月28日、沙嶺で起工式を開催した。同日の香港メディアによると、式典に出席した孫東・創新科技及工業局局長は、香港沙嶺データ園区プロジェクトの開始は、香港の創科発展における重要な節目であるだけでなく、北部都会区の発展が青写真から現実へと向かう重要な一歩だと述べた。孫局長は企業が真金白銀と実際の行動でこの創科熱土に信任票を投じ、香港初の高級データ園区発展の先導者となった意義は大きいと強調した。
孫局長は、今回のプロジェクトの実現には「天の時、地の利、人の和」が不可欠だったと指摘。人工知能(AI)の発展は日進月歩であり、算力の大幅な向上は様々な産業のデータ需要をしっかり支え、データ・AI関連産業の発展を促進し、デジタル経済とスマートシティ建設を推進できると述べた。さらに沙嶺データ園区は2029年の稼働後、中国本土と国際社会を結ぶデータハブとして、データ流通に安全・効率的・信頼性の高いインフラを提供する重要な使命を担うと説明。また、香港のAI産業発展の中核エンジンとして、国内外の優良企業や創科人材を香港に集め、世界競争力のあるイノベーション拠点を形成するとともに、「第15次5カ年計画」に連携し、デジタル中国建設の重要な支えとなることを期待している。
落札企業の最終持ち株会社である潤澤智算科技集団股份有限公司の李笠社長は、沙嶺プロジェクトは特区政府の創科発展に対する高い重視と効率的なサービスを如実に示していると述べた。潤澤科技は、AI基盤の構築、大湾区エコシステムへの貢献、香港企業との産業エコシステム共同構築という三つの使命に集中し、香港の英知を結集して、AIアルゴリズムの研究開発や応用現場の実装などの分野で産業エコシステムを積極的に育成し、AI技術の共同実験室の構築を推進し、香港でのAI技術の実用化を促進していく考えを示した。
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