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香港―経済

第3四半期のGDPは3.4%減

特区政府は10月30日、2020年第3四半期の経済統計(見込み)を発表した。同日の香港メディアによると、第3四半期の実質域内総生産(GDP)伸び率は前年同期比でマイナス3.4%となり、第2四半期の同マイナス9.0%から下落幅が縮小した。前期比では3.0%となり、5期連続のマイナス成長からプラスに転じた。第3四半期の個人消費は前年同期比7.7%減となったものの、第2四半期の同14.2%減から改善した。輸出総額は同3.8%増で、第2四半期の同2.2%減から好転。特に輸入総額が第2四半期の同6.7%減から第3四半期は同1.9%増に顕著に改善した。固定資産投資も第2四半期の同21.4%減から第3四半期は同11.2%増に大幅な成長を見せた。政府スポークスマンは「香港経済は第2四半期に底を打ち、第3四半期は全体的に改善した。中国本土経済が安定的に拡張しているため外部環境の改善をもたらし、地場経済も第3四半期後半に新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行が下火となるにつれて好転した」と解説した。第3四半期の修正値と詳細な数値、通年予測の修正値は11月13日に発表される。

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