先週閉幕した中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)では「国民経済と社会発展のための第15次5カ年計画の策定に関する中国共産党中央委員会の提言」が審議・承認された。新華社通信は10月28日、中国共産党中央政治局の委託を受け第15次5カ年計画の提言に関する解説を発表した。同日の香港メディアによると、習近平・国家主席は「第15次5カ年計画の成功裏の策定は、国の経済社会の持続的かつ健全な発展を促進し、社会主義現代化の計画通りの基本的な実現に向けたより強固な基盤を築く上で極めて重要な意義を持つ」と述べた。
第15次5カ年計画の香港・マカオに関する項では、香港・マカオの長期的な繁栄と安定を促進し、香港・マカオが国家全体の発展により良く統合され、貢献できるよう支援する必要があると言及。香港とマカオは、中国本土との経済、貿易、科学技術、文化分野における協力を強化し、中国本土における香港・マカオ住民の発展と生活を促進するための政策措置を充実させる必要があると明記された。提案では「一国二制度」「香港人による香港管理」「マカオ人によるマカオ管理」、高度な自治の原則を揺るぎなく実施し、「愛国者による香港管理」「愛国者によるマカオ管理」の原則を徹底し、香港・マカオにおける法に基づく統治の実効性を高め、経済社会の発展を促進することを強調。香港とマカオが持つ独自の優位性と、祖国の支援を受けながら世界と繋がる重要な役割を活用し、香港の国際金融・海運・貿易センターとしての地位を強化し、香港が国際イノベーション科学技術センターへと発展することを支援すると述べている。
マカオについては「一つのセンター、一つのプラットフォーム、一つの拠点」としての役割を継続的に強調し、マカオの経済の適度な多様化を促進し、香港とマカオが国際的なハイエンド人材の拠点となることを支援することが盛り込まれた。台湾に関しては、両岸関係の平和的発展を促進し、祖国統一の大業を推し進めること、新時代の台湾問題解決に向けた党の全体戦略を徹底的に実行すること、「台湾独立」を掲げる分裂勢力に断固として対抗し、外部からの干渉に反対し、台湾海峡の平和と安定を維持し、両岸関係における主導権とリーダーシップを握ることが盛り込まれている。また両岸の総合開発モデル区の質の高い発展の促進、産業協力の強化、両岸の経済協力の促進、両岸の同胞の福祉の向上を強調した。
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