「本土民主前線」元スポークスマンの梁天●氏が２０１６年に発生した旺角暴動による刑期を終えて１月１９日に出所した。同日付香港各紙によると、梁氏は１６年２月８日（旧正月初日）に発生した旺角暴動に参加した罪で１８年に禁固６年の刑が下された。獄中の態度が良好であったことから休暇を差し引いて「刑期満了」となり、約４年の獄中生活を終えて出所した。出所時には多くの支持者がランタオ島の石壁監獄で出迎えるとみられたが、梁氏のフェースブックページで前日に家族の伝言が掲載され、支持者に出迎えに行かないよう求めていた。同ページは１９日午前零時に運営を停止し、すべての内容は削除された。梁氏が提唱した「光復香港、時代革命」はかねて「香港独立」の意味を持っていると批判され、２０年６月３０日に香港版国家安全法が施行された後、このスローガンには違法の疑いが持たれた。バイクで警官隊めがけて突入した唐英傑氏に対し昨年７月２７日に下された判決で「光復香港、時代革命」は国家分裂の意味があり、他人に国家分裂を扇動できると裁判官に指摘されたことで、同スローガンは正式に禁句となった。【●＝王へんに奇】
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