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香港―経済

高級広東料理店で茨城地酒イベント

茨城県が主催する日本酒イベントが1月27日~2月28日の1カ月間にわたり開催される(2月13、14 日を除く)。 昨年に続き今年はセントラルにあるミシュラン1つ星広東料理レストラン「Duddell’s」で実施。会期中は国際利き酒師が厳選した茨城地酒4種の飲み比べ 「Sake Flight清酒組合」(320ドル+サービス料10%)と、広東料理のコースとともに茨城県産日本酒を楽しむペアリングディナー(1,180ドル+サービス料10%)がそれぞれ行われる。

一般的に日本酒は使用する原料や醸造方法によって分類されるだけでなく、香りや風味によって「薫」「爽」「醇」「熟」の4つのカテゴリーに区分される。イベントではこれら4種の地酒(薫酒:花の井 大吟醸、 爽酒: 男女川 純米吟醸無濾過 、醇酒:野村醸造 紬美人グラン純米吟醸、熟酒:花の井 純米大吟醸古酒)を比較しながら楽しめる。

茨城県は日本酒のほかにも、さつまいもは栽培面積・生産量ともに全国トップクラスだ。濃厚な甘みが特長で、焼きいもなどで大人気の「べにはるか」は香港でも人気を誇る。高品質な日本食材を直輸入しているECサイトDaily More平台「日日拼」(https://dailymore.com/)は1月から茨城県産のさつまいも加工品を取り扱っている。茨城県グローバルビジネス支援チームの小松英雄氏は本紙の取材を受け、県産の地酒以外にも茨城の名産品を使った加工食品の輸出に注力していくと述べ、「茨城県産の食材を香港でもより身近なものにし、食や酒を通じて茨城県の魅力を伝えたい」と語った。

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