~話題の新バージョンChatGPT-5を試してみた~
GPT-5時代到来!AIはもはや「人」として扱う時代
最近GPT-5がリリースされ、性能はもちろんコスパも飛躍的に向上しました。香港でもPOE経由で使うことができます。早速試してみましたので報告したいと思います。
“AIは人として接するのが秘訣!?”(このイメージもAIが作成してくれました!)
AIに“肩書き“を付けて仕事を丸ごと任せるコツ
前回は生成AIへの「聞き方」を中心に解説しましたが、今回はGPT-5で”どう使うか”をさらに具体的に掘り下げます。ポイントは「AIに役割を与える」こと。用途によって様々な生成AIツールがあり、肩書きひとつでアウトプットの質が大きく変わります。
経営にも効く“マルチツール“としての生成AI
生成AIへの指示であるプロンプトに「弁護士」「経営コンサルタント」「秘書」といった肩書きを添えるだけで、一気に実務レベルに引き上がります。
例えば、
【契約書のたたき台作成プロンプト例】
「あなたはIT専門の弁護士です。システム利用契約の初稿を作成してください。契約期間、料金、責任範囲を含み、準拠法は香港、条番号付きで2,000字以内で」
これだけで条番号・定義・免責まで入った下書きが完成。法務担当者は作成よりも細部のチェックに時間を使えます。
【経営指標BIダッシュボードの提案も】
「あなたは中小企業向け経営コンサルタントです。物流会社のKPI可視化案を、推奨BIツールと月次レビューの進め方をPPT10枚程度で提案してください」
まるで本当のコンサルタントと話しているかのような、実践的な提案が得られます。
PowerPointに代わるツールとの連携で効率化
提案書作成をAIに依頼した後は、Beautiful.aiなどのPowerPointに代わるツールにドラフトを渡せば、ブランドカラーに合わせたスライドが自動生成されます。人はストーリー磨きと関係構築に専念できる時代になりました。
プロンプトの改善は常に必要
結局GPT-5になっても、プロンプトのブラッシュアップの一手間は欠かせません。難しい専門用語があれば、それに対する説明や定義をプロンプトに追加し、数字をグラフ化したい時は「棒グラフで前年比も表示してください」と具体的にどんなグラフが欲しいかを指定してお願いする。また、読み手が役員なら単に「レポートをまとめて」ではなく、「結論→根拠→次の一手の順でまとめてください」と細かく分けて依頼する。このあたりは普段スタッフに指示するのと同じ感覚ですね。
まとめ:AIは測定して、使い、見直す
今日GPT-5を実際に使ってみてまず実感したのは、何といってもコスパの良さです。AI使用のクレジットの減りが少なく、高品質なアウトプットが得られます。なお、ブログのような文章作成であれば、構成力がより得意なClaudeもおすすめです。まずは社内の面倒な書類づくりから試してみませんか?
生成AIを様々な業務の中に組み込んでみて、時間短縮率やエラー削減数で常に業務使用での効果測定を行い、数値が良いものは日常業務に積極的に取り入れることが重要です。ただし、契約条文や決算データなどの重要部分はAIに丸投げせず、人の最終チェックは必須です。
GPT-5時代の生成AIを”頼れるパートナー“として正しく活用すれば、組織はもっと速く、強く動けます。
多くのユーザーの運用経験から、「AIをシステムとしてではなく、人として接する方がより良いアウトプットが得られる」とのこと。つまりお決まりの「データを処理して」ではなく「あなたは○○の専門家として、この課題を解決してください」と話しかける方が効果的であることが分かっています。
また、「ありがとう」と一言返すだけで、より親身に答えてくれるようになるという話もよく聞かれます。
もっともこれらの体験報告は従来モデルGPT-4oのもので、興味深いことにGPT-5は前のバージョンよりも性能がアップした反面、親身さ(EQ)が減ったというユーザーの声も出ているようです。
弊社でも引き続き生成AIを特訓中、”DXよろずお悩み相談”大歓迎です。是非お気軽にお声がけください!
皆様のお声が励みになりますので、ご意見・ご感想、お待ちしております!
【筆者紹介】
上野 隆
文系大学卒後NEC入社、同早期退職後に上海・香港でIT起業。2010年より香港TRE社長。同社は「気配りのソフトに安心のハード」を理念に35年前に香港で創業。ERP(会社システム)を事業の柱に日系企業のDX化を日々サポート。
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