大埔の団地「宏福苑」で１１月２６日、レベル５の火災が発生し、多数の住民が犠牲となった。新華社通信によると、事故後、習近平・国家主席は直ちに火災救助の状況と死傷者について問い合わせた。中央人民政府駐香港特区連絡弁公室（中連弁）の担当者に対し、犠牲者と殉職した消防隊員への哀悼の意と、犠牲者の遺族および被災者へのお見舞いを、李家超・行政長官に伝えるよう指示した。また、国務院香港マカオ事務弁公室と中連弁に対し、香港特区政府による消火活動への全力支援、捜索救助、負傷者の治療、被災者救援への尽力、そして関係部門と地元に対し、火災による死傷者と損失を最小限に抑えるための必要な支援を行うよう要請した。
特区政府は緊急対応メカニズムを発動し、中連弁は緊急対策本部を設置して特区政府と緊密な連絡を保ち、救助活動を全面的に支援している。政府は住民の仮設避難所として複数の公民館を開設し、多くの地域住民が自発的に食料、水、タオル、毛布などの物資を持ち寄り、支援活動を行っている。また、被災者への配布のため、地域ケアチームに物資を寄贈した住民もいた。コンビニエンスストアでは必要な人々に使い捨てカイロを無料で配布していた。
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