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日本—経済

SusHi Tech、来年は4月27日開幕

5月8~10日に東京ビッグサイトで開催された「SusHi Tech Tokyo 2025」には、延べ57,698人が参加世界100の国・地域から都市関係者、スタートアップ、VC、投資家、市民が集結し、東京発の未来志向型イノベーションが世界へと広がる起点となった。出展スタートアップは607社(前年比 +173社)、海外VC・投資家は506名(前年比 +108名)、登壇者は615名(前年比 +459名)と、すべての主要指標が大幅に増加。都市・企業・大学・NPOなど多様なセクターを代表する登壇者によるセッションは全148本に及び、「都市の未来」を多角的に捉える内容となった。2日間での商談件数は6,136件以上と過去最多を記録。スタートアップとVC、行政、大企業をつなぐビジネスマッチングの質・量ともに拡大し、イベント後の連携・事業化への布石となった。

「SusHi Tech Challenge 2025」には、国内外から657社(国内365/海外292)が応募し、世界46の国・地域が参加。グランプリには3D Architech Inc.が選出され、1,000万円の賞金が授与された。主催セッションに登壇した355名のうち、45%が女性、50%が海外出身者と、世界基準のダイバーシティを実現。サステナビリティ・AI・量子・都市政策・起業支援など、世界最先端の論点が交差する国際会議となった。新設されたパブリックデイには、多くの家族連れや学生が訪れ、都市の未来像や先端テクノロジーを体験した。来場者の35%が10代以下、29%が20~30代と、若年層の参加が目立ち、次世代の関心と期待の高さが示された。「ロボット」「モビリティ」「フードテック」などの体験型展示が注目を集め、来場者の関心と学びの意欲を喚起した。

次回「SusHi Tech Tokyo 2026」は2026年4月27日~29日@東京ビッグサイトで開催予定。さらなる国際的連携の深化と、都市課題解決に資する先進技術の発信に向け、より一層の拡充を図るという。

https://sushitech-startup.metro.tokyo.lg.jp/#official-report

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