日本で大ヒットを記録しているアニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が11月12日から香港で公開され、大きな反響を呼んでいる。11月13日の香港メディアによると、公開初日は香港全域の映画館での上映回数は計840回に上り、興収は300万香港ドルを超えた。また、公開2日目にあたる11月13日の上映回数は初日を上回る860回で、ハリウッドの新作映画『フリーキー(FREAKY)』の同日の上映回数が約190回だったことに比べると、その4・5倍の多さだという。香港でこれまでに最も興行成績が良かった日本映画は2015年旧正月シーズン公開の『STAND BY MEドラえもん』で、公開初日の興収は約320万香港ドル、通算で4600万香港ドルを記録したが、当時は今のような新型コロナウイルス予防措置による入場制限はなく、旧正月映画のため割引も適用されなかったという。もしも現在、全座席が使用でき満席で鑑賞者が定価でチケットを購入すれば、この『ドラえもん』の記録を抜いたに違いないと報じられている。
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