香港島南部香港仔(アバディーン)の黄竹坑で11月7日、イノシシの首を切断した男が動物虐待容疑で逮捕された。同日付香港各紙によると、同日11時ごろハイキング客から貯水池のそばの山間で怪しい男2人が手を鮮血に染め地面で何かを切断しているとの通報があり、現場に駆けつけた警察が体長約1・3メートルで頭部と腹部が切断されているイノシシの死骸を発見。付近で犯行に使ったものとみられる刃物やオノ、クワなども見つかった。その後、着衣に血痕があり、渓流で手を洗っていた男1人を動物虐待容疑で逮捕した。容疑者は中国本土籍の63歳で、共犯の50~60代の中国本土籍の男は逃亡中。イノシシの脚には傷があったことから容疑者たちがワナを仕掛けて捕獲したものとみられている。
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