新型コロナウイルス(COVID―19)検査を支援するため中央から派遣された「内地核酸検測支援隊」の余徳文・隊長はこのほど新華社のインタビューを受けた。8月3日の香港メディアによると、余隊長は支援隊の最優先任務として「香港で大規模な核酸増幅検査を展開するのをサポートすること。1日の検査量で10万~20万人、あるいはさらに多くを目指す」と述べた。支援隊はまず中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)、特区政府食物及衛生局、衛生署、医院管理局などの機関の考え方を理解し、また華大、凱普、金域の3社の中国本土系検査機関の検査所、設備、作業の流れを理解し、支援隊が速やかに検査を展開できるようにするという。香港の公立機関では1日の検査量がわずか1万人程度であるため、防疫の必要を満たすにははるかに足りないと指摘。3社の本土系検査機関の検査量は1日2万~3万であるため、支援隊は短期間で3社の検査能力を大幅に引き上げる意向だ。
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