旧正月を控え香港各地で15カ所の歳末花市が1月23日に開幕した。鮮花、物販、ファーストフードの計1500余りの屋台が出店し、市民が新年の花や品物を買い求めている。24日付香港各紙によると、香港最大の花市であるビクトリアパークでは時折小雨が降る中、多くの市民が新年の花を買いに来た。ある花屋の店主は、今年の売上高は昨年に比べて20%増加するとみている。屋台の中には干支の蛇をテーマにした商品を発売しているところもある一方、パンダブームに便乗してパンダをテーマにした商品を主に販売している店もある。
ビクトリアパークで20年以上花屋を営む王さんは、今年は天候が良く、初日の人の流れが昨年よりも盛んだったと語った。客の平均消費額は1000ドルを超え、 3000ドル以上使った顧客もいた。今年の取引量は昨年に比べて20~30%増加すると予想している。今年のお正月の花は種類が増え、輸送費や商品価格などコストが上昇したため、価格は10~20%上昇したが、顧客は非常に寛大だと語った。今年、ビクトリア パークには物販屋台が 175 軒、鮮花屋台が 216 軒、ファーストフード屋台が 4 軒出店している。花市は7日間連続で開かれ、旧暦12月29日(大みそか)は終夜営業で旧暦元日の午前7時まで開催される。

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