土瓜湾で１０月２３日、市民が飼うペットのオウムが脱走し、消防隊が出動するハプニングがあった。同日の香港メディアによると、このオウムは名前はMayMay（メイメイ）、白い羽をもつ美しい鳥だ。同日午後、飼い主のおじいさんと一緒に近くの馬頭角公園を散歩していたが、隙を見て足のチェーンを外して飛び立ってしまったという。その後、高い木の枝に留まり、おじいさんが名前を何度も呼んだり、好物だというバナナをえさに呼び寄せようとしても一向に帰ってこなくなってしまった。心配になったおじいさんは通報。消防隊と動物愛護協会職員が駆けつけたものの、消防士が近付けばオウムが逃げてしまうことが考えられるほか、現時点ではオウムが危険な状態ではないとの判断から、何もせず撤収することになったそうだ。飼い主の話ではメイメイはオスで、十数年前にバードストリートで１万３０００ドルで購入して以来、ずっとかわいがってきたのだという。香港には愛鳥家が多く、ペットの鳥をカゴに入れたまま散歩する市民の姿もよく見掛ける。
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