タイ警察は11月1日、タイ最南部3県のひとつナラティワート県スガイコロク郡のホテルで1日、マレーシアの女性歌手、エダ・エズリン容疑者(29)と同行のマレーシア人5人を覚醒剤6060錠の所持容疑で逮捕した。エダ・エズリン容疑者が有名な歌手であることから、同容疑者らが勾留されたスガイコロク署の前には、マレーシアからやって来た関係者・親戚縁者やファンなど100人あまりが詰めかける事態となった。同歌手ととともに逮捕された5人のうち2人は旅券にマレーシア出国、タイ入国のスタンプがなく、タイに密入国していた。警察関係筋によれば、今回逮捕された容疑者6人は、、見つかった大量の覚醒剤について、誰一人として「自分の所持品」とは認めていないというが、薬物検査の結果は全員が陽性だった。 また、警察署前に集まった人たちの中にいたマレーシアの警察関係者によれば、逮捕者のうち1人についてマレーシア警察が麻薬取引への関与を疑い以前から行動を監視していたとのことだ。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)

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