秋が旬の上海ガニはちょうどシーズン本番だが、香港海関(税関)は先ごろ、上海ガニの不法輸入を摘発した。10月12日付政府公報によると、当局は深セン湾の出入境管理所で中国本土から香港へ持ち込まれる荷物の中から大量の上海ガニを発見。カニにはいずれも輸出地の当局による衛生証明書が付いておらず、販売許可証の規定条項に符合しないことが分かった。つまり香港で販売できないという。見つかったカニは約4500匹で総重量は750キロに及ぶが、10月12日に政府食物安全中心(CFS)が押収し、出荷元や生産地の調査を進めている。
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