次期行政長官の李家超氏が先に北京から香港に戻った後、鄭若●・司法長官は続投しないと決定し、元大律師公会主席の林定国氏が後任となる可能性が高いとの情報が流れている。6月7日付『星島日報』によると、林氏は6日、同紙の問い合わせに対してSMSでノーコメントと回答した。消息筋情報では林氏は同日、メールで他の行政上訴委員会委員に自身が行政上訴委員会主席をすでに退任したと表明。もともとの任期満了より5日早い。李家超氏は先に林氏に接触して政府への参加を誘い、次期司法長官に就任することを打診した。この情報は2日に法曹界に流れ、同業者が直接、林氏に問い合わせたが、林氏は正面からの回答を避けていた。林氏は2017~18年に大律師公会主席を務め、続投失敗後に一度、司法長官の候補の1人に浮かんでいた。【●=馬へんに華】
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。