10月1日のデモ隊と警官隊の衝突による逮捕者は269人に上った。
3日の香港メディアによると、1日は香港各地で道路封鎖、警官襲撃、放火、火炎瓶による住民襲撃、店舗襲撃が行われ、放火件数は115件に上った。警務処の●炳強・副処長(行動)は「暴徒は多くのエリアで放火、警官襲撃、意見の異なる人への殴打、火炎瓶投下を行っており、これらの行為はデモの水準を超えている。彼らの使用する武力は警官の命を奪うもの」と批判した。
香港警察公共関係科の謝振中・総警司は2日の記者会見で、1日に269人を逮捕し、うち男性178人、女性91人、年齢は12~71歳であることを明らかにした。容疑は違法集結、攻撃性のある武器所有などとなっている。逮捕者数と警察の使用した弾薬数は6月以降で最高となった。
警官の発砲によって負傷者が出たことついては「心が痛いが、襲撃者は鉄パイプやスパナ、先の尖った杖で容赦なく警官を襲撃した」と述べ、30人の警官が負傷したことや屯門で腐食性の液体をかけられたことを説明した。
【●=登におおざと】

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