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香港―社会

変異種ウイルス、佐敦で強制検査

香港で初めて新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の地場感染者から変異種ゲノムが確認され、新型コロナ流行が反発するリスクがもたらされている。4月17日の香港メディアによると、同日確認された新型コロナ新規感染者は18人で、うち8人が地場感染、そのうち6人が感染経路不明となっている。感染者のうち1人は海外から香港に戻った市民で、尖沙咀の華美達華麗酒店で21日の検疫を完了した数日後のウイルス検査で陽性が確認され、N501Y変異種ウイルス株が検出された。同ホテルでは宿泊客と職員すべてが検査を受けることになった。患者は佐敦白加士街の伯嘉士大廈に居住していたため、特区政府は16日午後11時から伯嘉士大廈を封鎖して強制検査を開始した。同ビルには極狭アパートが多くウイルスの伝播リスクが高いため、最も厳格な措置を取ることとになった。

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