香港金融管理局(HKMA)は「中小企業融資専責小組」との会合後、銀行業界と連携して新たな支援策を発表した。4月29日の香港メディアによると、HKMAは中東情勢に伴う国際燃料価格の大幅な変動が一部業種の中小企業の経営課題を深刻化させているとして、銀行融資の確保、事業の強靭化、転換加速などを支援する新策を打ち出した。
対策には、輸送物流業、製造業、輸出入業など影響を受ける業種への与信支援が含まれる。専責小組に参加する18行は、慎重なリスク管理の下、個別の実情に応じて弾力的な返済計画や融資期間延長、貿易金融のロールオーバー選択肢拡充などの支援を行う。銀行は中小企業向け融資枠も2024年10月の3700億ドルから現在4500億香港ドル超に増額。また、「中小企業融資保証計画」の審査プロセスも最短30営業日で完了する。
さらに、銀行は中小企業のデジタル・スマート・グリーン転換に向けた柔軟な返済計画や、金融技術・データを活用した審査プロセスの最適化も実施する。HKMAは銀行業と連携した中小企業支援策の3ラウンドで、約9万件の案件、2090億香港ドル超の与信枠を支援してきた。今後も市場動向を注視し、適時支援を提供して香港経済と中小企業の発展・転換を促進する。
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