政府は新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の全市民強制検査を計画しているが、同時に外出禁止令を出さなければ効果が薄れるため検査時の措置が注視されている。3月2日付香港各紙によると、香港金融管理局(HKMA)は、入境者のホテル隔離期間を14日から7日に短縮し、その後7日間の在宅隔離を行うことで香港の金融センターとしての地位を確保することを政府に提案していると明かした。また香港証券先物事務監察委員会(SFC)は、政府が全市民強制検査の期間に人々の流動を制限することを決定したとしても、ライセンス所持機関と証券市場は通常通り運営できるとの自信を示した。香港取引所もどのような環境でも市場の正常な運営を維持することを目標にしていると表明した。

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