香港チャイニーズ・オーケストラが主催し、チャイナケム・グループが主催する「Drumming Heartstrings Connect the World」太鼓カーニバルと5Gライブ・コンサートが、12月8日に西九文化区芸術公園で再び開催された。陳国基・政務長官や文化体育及旅遊局の沈鳳君・常任秘書長、立法会議員の鄭泳舜氏、姚柏良氏、霍啓剛氏ら政界、財界、文壇、芸術界の多くの著名人が出席した。一日を通じて1万人余りの市民や観光客を集め、無料で太鼓の演奏活動に参加。世界各国から集まった鼓笛隊の素晴らしい演奏を楽しみながら、ブラウン太鼓も一緒に演奏に参加し、西九文化区に響き渡り、イベントの街としての香港を体現した。



香港チャイニーズ・オーケストラのエグゼクティブ・ディレクターである銭敏華・博士は「2003年に香港太鼓節が設立されて以来、香港チャイニーズ・オーケストラは太鼓の音で地域社会を団結させ、文化の融合推進に尽力してきた。小中学生に加えて、98歳の高齢者、リハビリテーションを受けた若者、マイノリティーなども参加している。今年の太鼓カーニバルは、この精神を継承するだけでなく、革新的なダンスの要素も加えている。文化交流のプラットフォームとしての香港のユニークな役割を紹介するため、香港にある多くの国の領事館にも参加を呼びかけ、今後も香港チャイニーズ・オーケストラは引き続き香港に根付くことになるだろう。世界と向き合い、より多様なパフォーマンスを一般観客に届け、文化芸術の発展を促進する」と述べた。




チャイナケム・グループのコーポレート・エクスペリエンス担当ディレクターである鍾慧敏氏は「チャイナケム・グループは常に芸術と文化の発展を支援、促進しており、芸術の力が生活の質を向上させることができると強く信じている。したがって、チャイナケムは、世界クラスのオーケストラである香港チャイニーズ・オーケストラと二度目のコラボレーションを行い、香港の市民を繋ぐための6カ月にわたるドラミング・ハートストリングス・コネクト・ザ・ワールド太鼓イベントシリーズを発表できることを光栄に思います」と述べた。今年の太鼓イベントシリーズは、18区にわたる太鼓の訓練と演奏を網羅するだけでなく、セントラルでもさまざまな太鼓活動を企画。マーケットやニーナプラザで太極拳健康ワークショップやパーカッションワークなど楽しめる。





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