香港も冬に入り空気が乾燥する日が増えているなか、元朗で１２月２８日、山火事が発生し、翌２９日の午後まで約２５時間にわたって燃え続けた。香港メディアによると、火事が起きたのは２８日１５時ごろ。山肌に２本の炎の線が浮かび上がり、１本は約５０メートル、もう１本は約２００メートルの長さに達するほどの勢いだったという。夜通し燃え続け、約１７時間後の翌２９日朝８時の時点では消火活動の効果が見られて炎の線の長さは２本とも約５０メートルへと縮小したものの、空には濃煙が立ち込めたままだった。その後、政府飛行隊服務隊のヘリコプターによる空からの散水など消火活動の甲斐あって、火災発生から約２５時間後の２９日１６時１７分に鎮火した。ハイキング客らに負傷者はなかった。
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