新型コロナウイルス感染症(COVID―19)オミクロン変異種ウイルスが猛威を振るう中、特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は12月31日に記者会見を行い対策を発表した。同日の香港メディアによると、陳局長は政府が春節(旧正月)前にワクチンバブルを段階的に拡大し、飲食店や映画館などに入る市民は少なくとも1回のワクチン接種を完了していることを要求することを明らかにした。ワクチンバブルの対象になるのは飲食店、劇場・映画館、フィットネスセンター、美容サロン、図書館、公衆娯楽施設などとなっている。これら施設に関連する職員は指定の期限までにワクチン接種を完了しなければならない。陳局長はまだワクチン接種を済ませていない市民は速やかに接種すべきと指摘し、人の集まる場所やマスクを着けない集まりへの出席は避けるよう呼びかけた。
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