李家超氏が政務長官を辞任し行政長官選挙に立候補する意向だが、選挙対策本部の設置を進めているもようだ。4月7日の香港メディアによると、李氏は立法会元秘書長の呉文華氏ら3人を選挙費用代理人に委任し、選挙事務処に申請書を提出。申請書の証人は全国人民代表大会(全人代)常務委員の譚耀宗氏となっている。李氏は同日午後に選挙対策本部とみられる湾仔のセントラルプラザのオフィスから出て来た。消息筋情報によると、李氏への推薦を表明している譚耀宗氏は李氏の選挙対策本部主任を務め、特区政府政制及内地事務局元局長の譚志源氏が副主任となる見通しだ。李氏の選挙活動は親政府派の異なる勢力の支持を受けており、林鄭月娥・行政長官と梁振英氏の支持者、民主建港協進連盟(民建連)、香港経済民生連盟(経民連)などの政党も含まれており、主力は譚耀宗氏が率いる香港再出発大連盟とみられる。

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